一点物『emballage cadeau(贈り物の包装)』

SOLD OUT

贈り物にかけるリボンをイメージした、上品で華やかなサファイアのシルバーリングです。仕入れた宝石の中で偶然揃ったグラデーションを活かしたものですので、写真のものは一点物となります。

【サイズ・素材】

サイズ：15号
素材：スターリングシルバー(シルバー925)、サファイア

【デザインについて】

右側のリボンは5石のサファイアによって、先端へと濃くなるブルーのグラデーションとなっています。左側のリボンは中央がダイヤモンドポイント加工によって細かくキラキラと輝くマット加工になっており、鏡面仕上げの縁どりによってより一層輝きが強調されるデザインとなっています。

左右非対称のシルエットと2つの異なるリボンのデザインは、偶然の結びつき、日本における‪”‬‪縁”‬の概念を表現。人と人とを繋ぐ想いを贈り物の包装という形で表しています。

大部分に施されたダイヤモンドポイント加工と5石の宝石による煌めきが華やかな作品ではございますが、過剰な装飾のないシンプルで洗練されたデザインですので、場所や服装を選ばず身につけることができ、日常に彩りを添えてくれる存在となってくれることと思います。サファイアはダイヤモンドのようにギラギラしすぎず落ち着いた輝きで、色味も深みのある大人な色合いですので、シンプルな服装のアクセントにも、華やかな服装の立役者にもなれる万能なアイテムです。

【宝石について】

宝石は直径2mmのブルー系サファイアを5石使用しております。サファイアはルビーと同じコランダムという鉱物に属する宝石で、モース硬度が9とダイヤモンドに次いで高く、その美しい輝きと色合いから古くから重宝されてきた宝石です。含有する元素によって多様な色を持つサファイアですが、中でもブルーのサファイアは最も有名な宝石のひとつと言えるでしょう。そして、世界三大希少石に数えられるパパラチアサファイアに次いで高価な色調でもあります。そんなブルーのサファイアを贅沢に楽しめる作品となっておりますので、サファイアがお好きな方は勿論、あまり馴染みのない方でも、このサファイアという宝石のことが大好きになってしまうことでしょう。

【お手入れについて】

・着用後
着用後はメガネ拭きなどの柔らかい布で汗や皮脂を拭き取って、他のものとぶつからないように保管してください。シルバーは比較的柔らかめの金属ですので、ティッシュで拭いたり、他のものとぶつかったりすると輝きが薄れる可能性がございます。

・鏡面用研磨クロス付属
微細な粒子の研磨剤入りクロスをおつけいたしますので、鏡面部に細かな傷などが入って鏡面の輝きが曇ってしまった場合は、クロスで優しく磨いてください。ダイヤモンドポイント加工部分は磨きすぎると加工がすり減ってしまいますので、クロスで磨くのは避けて、研磨剤を含まないメガネ拭きのような柔らかい布やセーム皮などで磨いてください。サファイアは頑丈な宝石ですのでクロスに触れても傷つきませんが、できるだけ避けてください。

・黒ずみ
黒ずみなどの変色が気になる場合は、中性洗剤を水で薄めたものにつけて洗浄してください。サファイアは熱や薬剤には強めの宝石ですので中性洗剤によるお手入れが可能ですが、超音波洗浄機は短時間にするなどできるだけ避けてください。

【納期】

こちらの商品のみのご注文の場合、5日以内を目安に発送いたします。ショップ内の別の作品を同時注文の場合、納期が変更となる場合がございます。
(アクセサリーショップ星の軌道の作品と同梱の場合：10日以内を目安に発送)
(アクセサリーショップ星の行く末の受注生産品と同時注文：発送が別々となります)

【購入時の注意点】

アクセサリーショップ星の行く末は、アクセサリー作家華咲花園が企画・デザイン、仕入れ、制作、販売業務まで一人で全て行っております。

・ハンドメイド作品ですので、量産品とは異なることをご理解ください。
・正しいお手入れをすれば何年先も末永く使っていただけるのがジュエリーの良さですので、お手入れ方法をよくお読みください。
・不良品などについては到着後一週間以内を目安にお知らせください。

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『アクセサリーショップ星の行く末』について

アクセサリーショップ星の行く末は、アクセサリー作家華咲花園による、宝石を楽しむためのジュエリーブランドです。

私たちの住むこの星は、もともとは幾つもの星がぶつかって砕けたり、溶け合ったりして出来たものだと言われています。そしてこの地球上で、長い年月をかけて結晶し、色々なものを取り込んで、周囲の環境に影響を受けながら、それぞれの個性を持って生まれてきたのが宝石たちです。それは私たちが目にする無数の星々、その行く末と言えるのかもしれません。

ジュエリーというのは時に権力や財力を誇示するためのステータスとして扱われがちであり、そこに使われる宝石もまた内包物ひとつなく、透明で鮮やかな、完璧なものばかりが珍重され選ばれることが多いものです。それは宝石や貴金属が稀少ゆえ高価であること、そして美しさが重視される装飾品というものの特性上、仕方のないことでもあるのです。

しかしこの世界には、透明でなくても、形が歪であっても、他のなにかが混ざりこんでいても、それこそがまさに魅力となるような宝石も数多くあるのです。それらは、どのような舞台でも輝けるような宝石ではないかもしれません。それでも私のもとであればきっと輝かせられる、そんな信条のもと、華咲花園が個性に惹かれ輝かせたいと思った宝石たちを集め、その宝石のためだけのデザインや、色々な石の魅力を楽しめるデザインなど、宝石にスポットライトを当てたデザインを展開するジュエリーブランドがこの、アクセサリーショップ星の行く末です。

また当ショップは主に宝石を扱いますが、本来は宝石のみならず、鉱石から生まれる金属はもちろん、その他の素材もまた、地球に育てられた『星の行く末』たちであると考えます。この地球上、いえ、むしろこの宇宙に存在する全てのものは、かつて(あるいは今も)星だったものと言えるのかもしれません。この『アクセサリーショップ星の行く末』は主に宝石に焦点を当てながらも、様々な素材での表現に挑戦していく予定です。その素材がどこからやってきたどんなもので、その作品がどのように作られたのか、その軌跡に思いを馳せることのできるような、そんなブランドを目指しています。